学校法事マハヤナ学園 マハヤナ幼稚園

園長ブログ

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消防署から「特例認定」の通知をいただきました
2023/03/14
本日14日、上越消防署様より、当園施設の防火管理に係る特例認定の通知をいただきました。
この特例認定とは、施設の防火管理点検・検査を一定期間にわたり継続して消防法を遵守し、優良と認められた施設にのみ通知するもので、点検報告の義務が3年間免除されるものです。
10時より上越消防署にて、横田消防署長様から通知書をいただきました。
当園は今後も消防法を遵守し、防火管理の徹底とコンプライアンスを守っていく所存です。
ひなまつり茶会〜4年ぶり開催〜
2023/03/03
本日3月3日、「ひなまつり茶会」を実に4年ぶりに行いました。
桃の節句の本日は、ステージにお雛様を飾り全園児がホール中心に集まり参加しました。
裏千家の勝山宗福先生のご指導のもと、御社中の皆様がお点前を立てていただきました。3月生まれの年長さん代表園児とステージでいただきました。
初めてのお抹茶をいただいた園児は「おいしい!」「苦いけどおいしい」それぞれ感想を述べていました。

その後、年長さん全員がお干菓子とお抹茶のお運び係を交代に行い、お茶をいただきました。
初めて飲む苦いお茶に目を白黒させているお友だちもいましたが、笑顔がこぼれていました。勝山先生から、日本の茶道についてわかりやすくお話しをしていただきました。「日本の茶道は人と人とのご縁を大切にし、平和を望むものです。みなさんが大人になったら国際社会で日本文化の良さを伝えてくださいね」


日本の茶道の創設者は千利休です。
千利休は茶道をもって、人の「平等」と「和」を実現させた人でした。茶室に「躙り口(にじりぐち)」という狭い入り口を作り、武士は刀を置いて入らないといけないつくりとしました。狭い茶室内では、天下人も武士も農民もみな平等であるという哲学です。
そして花は「一輪挿し(いちりんざし)」という花一刺ししか置かないシンプルな飾り。派手な飾りや花々を廃し、そのものの本質を味わう構造にしました。
一期一会の心を大切にし「茶室は亭主と客がまたとない(二度とない)ひとときを楽しむ空間」に昇華させました。
虚飾を一切捨てた空間で「我、ただ足るを知る」という、自分と向き合う時間と空間を作り出したのです。このような文化は日本独自の文化で、世界に誇れる精神文化でもあります。

未来を生きる子どもたちはきっと国際社会で活躍すると思いますが、この日本文化に誇りを持ち、世界のお友だちと仲良く「和」をもって交流していってほしいと思います。
保育参観
2023/02/27
今年度最後の保育参観が22日(年長組)、24日(年中組)、27日(もも組・年少組)に行われました。
各学年それぞれに1年間の成長ぶりが垣間見える参観になりました。

幼児期の3年間は大人の数十年に匹敵するともいわれています。それだけ1日1日の成長深度が濃く、深いということでしょうか。
園児はご家庭と幼稚園を行き来する中で、社会性や協調性・公共性を身につけます。
それは保護者の皆様の愛情が背景にあるからで、園(学校・社会)にきて思いっきり遊びこむことができるのも、愛されているという愛着形成がなされているからです。
長かった冬もようやく終わり、春の足音が聞こえるこの頃となりました。
子どもたちと成長できることは最高の幸せですね。皆様のご成長ぶりに本当に嬉しくなりました。
ミルフィーユ保育園「発表会」!
2023/02/26
18日(土)ミルフィーユ保育園の発表会を開催しました。
今年は新型コロナ感染対策のため、各学年に分けて行いました。1歳児ショコラ組、0歳児マドレーヌ組、2歳児マカロン組の順で行いました。
遊戯、劇遊び、歌など成長ぶりがうかがえる表現演目に、保護者の皆様方は目を細めていました。
演目の合間の「スライドショー」では、1年間の成長を写真でつづるもので、オルゴールの音色と相まって感動的なひとときでした。涙する保護者の方もいらっしゃいました。

当園は、発表会を表現活動の集大成と位置付けております。
子どもたちが感動したり、体験して心に残ったものが形となり表出されるのが表現活動です。いわば表現は成長そのものでもあります。
発表会を通してその成長ぶりに本当に感動いたしました。ご臨席いただきました保護者の皆様に感謝申し上げます。
移行入園開催しました
2023/02/15
本日15日に来年度ご入園予定の皆様対象の「移行入園」を開催いたしました。
昨年度までは新型コロナの影響で中止を余儀なくされていましたが、久しぶりに対面開催となり新入園予定のお子様にも喜んでいただきました。
在園児から踊り「きつねダンス」や「新時代」「ハッピーサプライズ」を披露しました。素敵な衣装に身を包み華麗な踊りに引き込まれました。
手遊びやダンスをみんなで楽しみ、そして大好きなあのヒーローがサプライズ登場!して盛り上がりました〜
最後にはヒーローからおみやげをプレゼント。
まだ寒さが続きますが、どうぞご自愛してください。寒い中にもかかわらずお越し下さいましてありがとうございました。皆様のご入園を楽しみにお待ち申し上げております(^^)/
雪あそび 〜変化する雪を体感〜
2023/02/07
今日も最高の晴れ間が広がりました!
マハヤナとミルフィーユの園児たちは銀世界の園庭へGO!!

雪もだいぶ解けてきて、雪質が「さらさら」から「ザラザラ」へ変化してきました。氷のような雪を集める園児や、雪だるまを作る園児など、変化する雪質を体感する良い機会になっていました。

自然は千変万化の生き物です。
ひとつとして昨日とおなじものはありません。
これは日々体験しないとわからないものです。園児は広い安全な園庭で、思いっきりのびのびと雪遊びをする中で自然を体感します。
雪国だからこそ味わえる特権でもありますが、この体験が子どもの感性をしなやかに豊かに育てるのです。
これは一生の財産でもあります。
私たちはこの体験を保障してあげて、幼児期の大切な思い出をつくってあげたいです。
たっくさん、あそんでね!!
ミルフィーユ「発表会の練習がんばってます〜」
2023/02/06
ミルフィーユ保育園の園児たちは、来週18日(土)の発表会に向けて楽しく練習に励んでいます。
マドレーヌさん、ショコラさん、マカロンさんたちは本番さながらの面持ちで臨んでいました。その横顔をキャッチしました。
お友だちがかわいい衣装で音楽にあわせて踊る様子は、とっても刺激になっています。
それぞれの学年で、かわいい楽曲にあわせた素敵な衣装姿は必見です!ぜひ当日お楽しみにしていてください〜
 
節分「豆まき」(2)
2023/02/03
上杉謙信公が登場して、先生をいじめている赤鬼と黒鬼をいさめました。
謙信公はご存知「義の武将」として知られています。「義」とは誰でも心の中にいる「正しい心」です。心の中には善と悪が共存しています。
悪を退治しても何の解決にはなりません。ひとつ一つ何がいけないのかを気づかせて、改心させることこそが解決になります。
寸劇で、謙信さんは「鬼たちも反省して良い鬼になったようじゃ」と言って園を去っていきます。

正しい大人のモデル=謙信公を幼児期にみせることは、やさしさと勇気を育てることにつながると思います。
謙信公は戦国時代、直江津の応化橋の通行料を身体の不自由な方や身分の低い者たちを無料にして仕事を与えたといわれています。いわゆるダイバシティ社会を400年前に実現させていました。

これからのグローバル社会で人種国籍にかかわらず、みんな仲良くして相手を思いやるやさしい心を育てていかなくてはなりません。この上越市で生まれた「義の心」=「インテグリティ(integrity)」は世界のメルクマールになる精神性です。我々大人はこども達に平和な未来を生きてもらいたいと思います。この指針となる気高く高潔な心を、ぜひ上越から発信していきたいですね。

(園長のつぶやき:昨年は煉獄さんに扮しましたが、今年は定番の謙信公がカムバック!私の目の黒いうちは園児の心に残る謙信公を演じます〜)
節分「豆まき」(1)
2023/02/03
本日は2月3日「節分」です。
1年のうちに節分は4回あります(立春・立夏・立秋・立冬)。そのうち2月の節分は新年を迎える節分でもあります。
豆をまいて家内安全や五穀豊穣を祈念してきた、日本古来からの伝統文化です。
当園では鬼たちが園にやってきて「悪いモデル」をあえて行います。おもちゃを独り占めしたり、いじわるをしたり…。仏教では人間は様々な煩悩を持っているとし、八正道をもって正しい道に導くこととしています。
まさに心の中にいる「いじわる鬼・うそつき鬼・なきべそ鬼」を豆をまいて追い払いましょうということは、このことからきています。
でも誰でも心の中に「いろいろな鬼」=「欲」がいるということなのですね。
当園の豆まきに恒例の、地元の義人「良いモデル」が今年も登場しました!
マハヤナ幼稚園「学芸会開催!」B
2023/01/27
最後に年長組さんの手話ソングを披露。
「世界のお友だちと一つとなり、世界が平和でありますように」
平和へのメッセージを投げかけて学芸会フィナーレとなりました。とてもやさしく、あたたかい園児たちの願いをのせて世界の子どもたちに届くように願いました。


当園のモットー(ビジョン)は「本物の体験!」「本物の感動!」を掲げています。
園児の表現活動を、上越市内で一番大きい文化会館大ホールでご披露することは「本物」そのものです。
とてもステキで可愛い衣装を身にまとい大舞台で演じることで、園児たちは「自信」と「誇り」を持ちます。
これが「自己肯定感」となり、表現することの喜びにつながり、すべての自信になっていくのです。

当学園はこの自己肯定感を引き出し、個性を尊重する行事を大切にしています。
きっと園児たちは大きくなっても幼稚園での学芸会での体験を忘れず、宝物の思い出になることでしょう。
私たち園長以下教職員は、園児の「宝物」を精一杯サポートいたします。
主役はお子様であり、未来そのものだからです。

学芸会開催に際し、寒い中にも関わらずご観覧いただきました皆様方、ご理解ご協力いただきました皆様に感謝と御礼申し上げます。ありがとうございました。