学校法事マハヤナ学園 マハヤナ幼稚園

園長ブログ

カテゴリー
本日、創立記念日
2023/06/05
本日、6月5日は当マハヤナ学園(幼稚園)の創立記念日です。
(写真は創立50周年記念誌のものです)

昭和29年6月5日に、旧直江津市にて誕生しました。
戦後の復興ままならない時代に、個人立幼稚園としてスタートしたのが始まりです。創設者の前園長・石田杲純が私財を投じて立ち上げました。
当時は県内でも珍しかった外国人英語講師による「英語教室」(イングリッシュルーム)、教材の草分け「ちえのみあそび」、「体操教室」指導の導入など革新的な教育を他にさきがけて展開しました。
今年で創立して実に69年目を迎えます。

マハヤナ学園は、建学の精神をしっかりと守りながらも、新しい時代に即した国際人の育成を目標に掲げています。
昨年、当学園は「本物(教育)を未来に伝えること」をパーパスに設定し、存在意義を明確にしながら新たな時代に対応できる園づくりを目指してまいります。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
鯉のぼり”復活”
2023/05/16
前回の強風により破損していた園庭の「鯉のぼり」が本日”復活”しました!

4月末の台風並みの強風により、矢車や鯉のぼりの器具等が破損し一時的に園内に収納しておりました。
数十年の永年にわたり使用してきた経年変化(穴が開いたり)もあり、このたび鯉のぼり一式を新調いたしました。
新しくなった鯉のぼりが勢いよく青空を泳ぐ姿を見て、園児たちから思わず鯉のぼりの歌の大合唱が始まりました〜(^^)/
「屋根より高い〜、鯉のぼり〜」

こどもの日を過ぎてしまいまして申し訳ございませんが、新調した鯉のぼりの泳ぎをどうぞお楽しみください。
園庭は発見の宝箱!
2023/05/11
気持ちの良い五月晴れが続いています。
園児たちは園庭での遊びも充実していますが、園庭の様々な自然事象物に興味が湧いてきています。
そこで年中組さんはキンダーブックの図鑑(花・植物、昆虫など)を持って、園庭にある様々なものを興味深く観察しました。

「あ!ミミズだ!」「ほんと!写真と同じ」
「お花がきれい」
好奇心と興味関心の意欲は、とっても大事です。まさに「探求心」の芽生えの時期で、このワクワク感をふくらませることが、後伸びする教育の礎(いしずえ)になるのです。

現代はデジタル社会ですが、自然の中で「想像力」や「発想力」を伸ばしてこそ無限の創造性がはぐくまれます。
そしてその探求と熱量がイノベーションを生むことになるのです。これはイーロンマスクやスティーブジョブズも言っています。
園庭には、無限のこどもたちの遊びとイマジネーションが眠っています。
当園では園庭での活動をたくさん取り入れていきたいと思います。
端午の節句
2023/05/02
幼稚園ホールに、親子の「鯉のぼり」が気持ちよく泳いでいます〜(^^)/

今日2日(火)の給食メニュはなんと「鯉のぼりハンバーグ」!
かわいい鯉のぼりの形をしたハンバーグに、園児たちから歓声が上がりました。
五月の薫風さわやか
2023/05/02
5月に入りました。まさに薫風が薫る、さわやかな季節になりました。
園児たちも園庭で元気に遊びに没頭しています。

園内には端午の節句風物「五月人形」を幼稚園・保育園の玄関に飾っています。
マハヤナ幼稚園のウェイティングルームには、上杉謙信公の『飯縄権現(いいづなごんげん)兜』レプリカが飾られています。
郷土の義将・上杉謙信公は、戦国の世にあっても弱き人たちのために戦いました。その「義の心」は今でも受け継がれ、雪国人の互助・共助の精神性の中に伝わっています。困っている人や助けを求めている人がいたら放っておけない心、姿です。
謙信公はハンディキャップのある人や身分の上下にかかわらず助けました。それは現代の世でいうダイバシティ社会を実現していた治世でした。これからの社会でも参考になることが多いです。
ミルフィーユ保育園玄関には、稚児姿で甲冑を身につけた上杉謙信公人形が飾られています。
やさしい心の謙信公にあやかりたいですね。

※残念ながら園庭に掲示していた鯉のぼりが、先日の強風で破損してしまいまして現在修理中です。誠に申し訳ございませんが、いましばらくお待ちください。なお、幼稚園園内ホールに鯉のぼり(親子)が掲示してあります。

〜ゴールデンウイークは晴天が見込まれそうですね。気持ちの良い風のもと、おおいに楽しんでください〜
園庭の八重桜が満開!
2023/04/18
ご入園から1週間ほどが過ぎましたが、新入園児さんたちも少しずつ園に慣れてきた頃と思います。
草木も新緑の季節を迎えましたが、春の寒暖の差に順応しながら少しずつ葉が伸び始めています。無理せず、少しずつ慣れていくのは同じですね。

園庭の「八重桜」も満開となり見頃となっています
ソメイヨシノの薄ピンク色と違い、青空と対比するような鮮やかなピンク色が映えますね。

ちなみに八重桜の花言葉は「豊かな教養」「善良な教育」だそうです。
幾重にも重なった花びらは、積み重ねられた知識や知恵がたくさんつまっているようであることから名づけられたといわれています。
まさに幼児教育にぴったりの花言葉ですね。これからの正解のない社会では教養(リベラルアーツ)が必要といわれています。最近注目されている”非認知能力”ですね。

当マハヤナ学園は今年創立70年を迎えました。
花びらのように積み重ねられてきた伝統と実績は、唯一無二の建学の精神に依拠しています。「変わるものと、変わらないもの」をしっかりと見つめ、新たな新時代に対応する幼児教育を紡いでまいりたいと思います。

四季折々の花木が園庭に彩りを添えています。
さくら(ソメイヨシノ)、ケヤキ、ナラ(どんぐり)、モミ、八重桜、芝桜、レンギョウ、イチョウ…。
今年のNHK朝の連続ドラマは牧野富太郎氏モデルの「らんまん」です。植物と共に生涯を過ごした稀有な生き方は、幼児期からの好奇心や探求心が原点であったと劇中で描かれています。当園の自然の草花に囲まれた環境は、園児の無限の探求心と豊かな感性を育むことでしょう。

春の息吹とともに、草木たちはかわいい園児たちの遊びを見守っています。
また今年も園庭で、元気いっぱいの園児の”無限の遊び”がくり広げられるのを静かにまっています。
 
ご入園、おめでとうございます!
2023/04/11
マハヤナ幼稚園、ミルフィーユ保育園ご入園おめでとうございます!
職員一同心よりお祝い申し上げます。


胸ふくらむ入園式も無事に終わり、新入園児さんはドキドキしながら登園されています。やはりちょっぴり涙が出てしまうのも無理のないことと思います。文字通り輝かしい「社会へのデビュー」を踏み出したばかりですが、知らない環境に入るのは不安になるのも当然です。
でも、やさしい先生たちが楽しい雰囲気づくりに気を配っていますので、どうぞご安心してください。

初めはとまどうことも多いかと思いますが誰もが通る道です。保護者の皆様も後ろ髪ひかれることと思いますが、どうぞ社会への第一歩だと思って、お子様を送りだしてあげてください。
何かご不安なことなどがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

〜園の花壇のチューリップもみなさまを祝福して、色鮮やかに咲いています〜
WBC日本優勝!〜さあ、行こう!〜
2023/03/24
このたびワールドベースボールクラシックで、日本が14年ぶりに優勝しました。おめでとうございます!
特に大谷翔平選手の活躍は日本だけでなく、世界にも存在感を示しました。本当に神がかった活躍でしたね。
私も先日の当園卒園式で、大谷選手の非凡な積み重ねの努力について卒園児にお話しさせていただきました。

大谷選手は「マンダラチャート」というシートを記しています。『160キロの剛速球を投げる』『体を大きくする』など具体的な目標が書かれていて、そのために必要な実践項目が書かれています。

その中に「運」という項目があります。
『ゴミ拾い』『あいさつ』『道具を大切に扱う』『審判さんへの態度』などを実践にあげています。
そうなんです、いくら剛速球を投げられても、体が大きくなっても試合に勝てるとは限らないのです。ここぞという時には「運」を味方につけていないと勝てないのです。
しかし打算ではありません。
大谷選手の目指す姿は「人として当たり前のことを、当たり前にできる人」なのです。しかしこの当たり前のことを、当たり前に行う事は本当に難しく大変なことですね。

自分さえ良ければいいとか、ゴミが落ちていても知らんふりするなど、私たちの日常生活ではそれが常態化しているのではないでしょうか。
大谷選手は常にたくさんの本を読んでいるといいます。彼は日常の何気ないことにでも心を配っているそうですが、チームメイトにも同じく配慮しているようです。だから彼の周りにはたくさんの笑顔と信頼が集まり、奇跡の勝利に導いたのではないでしょうか。

私も卒園式式辞で『マハヤナ学園の十カ条の園訓』にふれ、「十カ条の園訓は大谷選手のマンダラチャートと同じことを言っていますね」と、当たり前のことを当たり前に行う大切さをお話しさせていただきました。園児たちは大きくうなづいていました。

野球だけに限らず、どんな世界においても人として敬われる態度・行動は、日本の文化で最も大切とされてきた部分です。
ただ試合に勝てば良いのではなく、負けた相手にも惻隠の情(そくいんのじょう)を示すなど、人として最低限の品性・品格を持つという事が求められているのだと思います。
事実、負けたアメリカチームは試合直後、日本チームがすぐに一列になってお辞儀(礼)をしたことに監督以下選手一同、とても感動したとインタビューに答えています。


心技体と言いますが、大谷選手のように「心も一流選手」になってもらいたいと思います。
そして常に前向きに、大谷選手の口ぐせ〜さあ、行こう!〜の精神で、新たな学校生活を送っていただきたいです。
ミルフィーユ保育園「お別れ会」
2023/03/22
本日22日、ミルフィーユ保育園「お別れ会」を開催しました。
2歳児マカロン組さんの園児たちが、4月からはマハヤナ幼稚園の年少組へ進級します。ホールでマドレーヌ組さんとショコラ組さんのお友だちと顔を合わせて別れを惜しみました。
園長より『大きくなったで賞』の賞状をひとり一人に手渡しました。
「ありがとうございました!」とはっきりとした口調でお返事をしてくれました。私も「本当におおきくなったなあ」と、マカロン組さんの後姿を感慨深く見守りました。
マドレーヌ組さんとショコラ組さんからプレゼントをいただき、先生たちからもクレヨンのくろちゃんの出し物のプレゼントがありました。

先生方のアーチのもと、マカロン組さんは退場していきました。しっかりとした足取りは、たのしさを感じました。
幼稚園でも元気いっぱいに園生活を送ってもらいたいです。幼稚園の先生たちも楽しみに待っています!
 
〜卒園式を挙行しました〜「人生は邂逅」
2023/03/20
3月18日(土)、マハヤナ幼稚園の第69回卒園式を行いました。
少し雨模様でしたが、60名の園児たちの顔はとても晴れやかでした。私も園児たち一人ひとりに卒園証書を手渡しながら、さまざまな思いが駆け巡りました。ご入園のときを思い出しながら「本当に大きく成長したね」と心の中で何度もつぶやいておりました。
さぞかし保護者の皆様の感慨も、ひとしおであったこととお察し申し上げます。
卒園児は元気に手を振って、幼稚園を後にしていきました。


「人生は邂逅である」という有名な言葉があります。
「邂逅(かいこう)」とは、「出会い、運命的な出会い」という意味です。
卒園児たちは、数年間お友だちといっしょに園生活を共にしてきました。楽しかったことや大変だったこと、けんかしたり仲直りをしたり、泣いたり笑ったりして共に成長してきました。かけがえのないお友だちであり、お友だちがいなければ成長することもできませんでした。
まさに「運命的な出会い」であり、もしかしたら一生の出会いになるお友だちもいるかと思います。

『すべての出会いには意味がある』とも言います。
小学校へ行っても、マハヤナ幼稚園で出会った唯一無二のお友だちのことを忘れずに、ご活躍されることを心より祈念申し上げます。
ご卒園おめでとうございます。